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グランドセイコー 45GS Ref.4520-8000 キャップゴールド 1969年2,グランドセイコー 45GS Ref.4520-8000 キャップゴールド 1969年2,グランドセイコー 手巻き10振動 1968年製 Ref.4522-8000 CAP,グランドセイコー 4522-8000 キャップゴールド ハイビート36000,グランドセイコー 45GS 1971年製 CAPゴールド Ref.4522-8000 10バンド···レザー系文字盤の色···シルバー系ムーブメント···手巻き日本人であれば多くの方が高級時計の１つとして認識しているのはこのグランドセイコーで間違いないでしょう。現行のグランドセイコーも良いですが、限定モデルを出しすぎていたりケースサイズが大きくなっていたりと特別感を感じづらくなりつつあります。やはりアンティークのGSのデザイン、そのモデルに賭けた情熱に歴史、素材などは昔の方がセンスが良く見えてしまいますね。今回ご紹介するのはそんな古き良き時代に生きた国産腕時計の中でも最も完成度の高いムーブメントを搭載したと呼ばれる、ハイビートの手巻きモデル、しかも数の少ないゴールドキャップ使用の逸品です。まず、10振動のハイビートの時計と言うのは数えるほどしかなくかの有名なゼニス、エル・プリメロが有名ですがそのゼニスでさえ耐久面も考慮して振動数を少し下げて搭載したと言うのは有名なお話。また、この時代はすでにクオーツ時計が精度上で最上位のモデルとして出ていた時代にわざわざ振動数を増やしてまで精度を拘る必要などなかったはずなのです。それなのに機械式時計が下火な時代に類を見ない手巻き10振動と言う挑戦は、セイコー自身も機械式時計の終焉を少なくともクオーツの登場により感じていたのでしょう。個人的な考えですが、機械式時計の最後に相応しい最高で最新のモデルを作ろうとしたのだと思います。また、ゴールドキャップと言うケース素材は所謂安物の金メッキとは違い厚い金をステンレスケースに被せるようにしてその金が剥がれにくいように特殊な技術で加工した実用的な素材です。この45GSにはまさにぴったりなケース素材と思います。どの角度からでもキラキラと光を反射して機械式時計の栄華を物語るかの様です。今年の２月にオーバーホールを終えています。風防はプラスチック製なので細かい傷はありますが視認性を損う程の物は見られません。オーバーホールの際にリューズは摩耗していたので社外品の物に交換していますが違和感なく付いています。レザーベルトも雰囲気を壊さない様な渋い物をチョイスし、Dバックルもセイコーの物を付けています。　アンティークウォッチを嗜まれている方へ。#グランドセイコー　#ヴィンテージ手巻き時計　#ハイビート